2020年 03月 27日

危険な申請代行業務 ①強く

助成金申請代行は危険な業務と言われることがあります。助成金専門で活躍しているある先生のメルマガでは「雇用調整助成金はウルトラ危険な助成金」とされていました。懇意にして頂いている社労士の先生のツイッターでも「在宅でテレワークしながら普通に働いてるのに休業として助成金を申請するといった不正は十分あり得るでしょう」と呟かれていました。勿論、殆どの会社の方は不正をしようなどとは思わない方々ばかりだと思います。ただ、悪質なコンサルタントに唆され誤解したり軽い気持ちで不正な申請をしようとする事業主も出てくるかもしれません。

ホームページでもしつこく記載しておりますが、不正に助成金を申請すると厳しく罰せられます。不正受給に対する罰則が強化され、受給した助成金は当然返還し、罰金や刑事罰まであり得ます。事業所名も公表されます。事業所だけでなく、これに加担した場合には申請代行者である我々社会保険労務士も同様です。罰則が強化されたこともあって、助成金申請業務はやらない、あるいは、信頼できる顧問先の申請しかやらないという先生方も多いようです。

顧問先や自分を頼ってきた会社が、唆しや誤解、軽い気持ちで不正をしようとする場合には、断固として不正を正さなければなりません。不正受給が発覚すれば会社は大きなダメージを受けるでしょう。不正受給を許すことは何より会社のためになりません。会社のためとご自分のために、強い信念を持って絶対に退いてはいけません。大口の顧客との力関係等で断わり難くても、何千万円も手数料が貰えるとしても、脅されても、泣き付かれても・・・何でも、強い態度で厳に不正は断らなければなりません。会社のご担当者様が上長から指示された場合でも同様です。ご自身の価値観を信じ、信念をもって強く進言すべきでしょう。精神的にも経済的にも強くなければ出来ません。これは細かい知識やノウハウを覚えることよりも遙かに重要なことです。どうか皆様も強くなってください。何よりそれが会社のためになります。